ぐるみん - プレイ日記Part6(最終回)
各地に寄り道
いよいよメインストーリーでの残す冒険はラスボスの破壊竜トカロン退治のみとなった。
と、その前に各地に残ってたダンジョン退治へ。
まずはピメントマウンテンに連なるドラゴンズバック。入り口の門番の問いかけは適当に頭の上乗っかってみたらOKだった。ここも滑るし狭いし敵は強いで崖から落っこちまくり。雪山もう大嫌いw。殆ど駄目駄目だったけど意外にも敵は全部倒せてた。トロッコシーンで出てくる敵って得点にカウントされないんだな。
次に奥にあるヘブンズヘルドヒル。ここはフェアリーズネストのアベコベ版で雪山じゃない分比較的楽に進めたかな。マグマ地帯のジャンプもそんなに時間取らず何とかなった。途中で覇者の面という装備アイテムもゲット出来てまずまずの出来。
次はラディスの森にあるこうもりの隠れ家。まず門番の問いかけの意味が分からん。悔しいがどうにも分からんかったので5000G渡して開場して貰った。ダンジョン自体は特に問題なく順調。電撃ネットに引っ掛かってる間抜けなファントム達に笑った。
そしてスピナ洞窟にあるくらやみ空洞へ。門番の問いのイケてるファッションを見せろはゴーグル+通常の服でOKだった。やはり基本はノーマルってわけか。
ここも問題なく行けた。箱の仕掛けは流石にここまで来るとすぐピンとくるな。スイッチの隠しも何てことないもんだ。
最後はエッグプラント大空洞に残るルビークレイプへ。消える床を移動していくとこが鬼だった。何度落っこちた事か。空前のイライラ床だったな。爆弾を大量に仕掛けられるとこもヤバかった。
気を取り直し奥にあるアメジストロードへ。燈台に炎を付けながらミニ迷路を進んでいくとこは面白かった。串刺しされまくりだけどw。次から次へ強化ファントムが雪崩れ込んでくるとこは雑魚戦総決算的なものがあったなぁ。
最後の戦い
いざグレートファングへ参る。
パリンの上空をトカロンが襲い掛かるがどうやっても攻撃は届かないので避けるのみだった。足場は狭い円形の舞台のみで避けきるのは至難の業。お陰で何回も落ちまくったよ。なんか最後までひたすら落ちてばっかりだなw。それにしてもファルコムはボス戦の舞台を狭くするのが好きだな。
こりゃ埒があかないなと思ってたらみんなが駆け付けてくれた!お約束だけどやっぱこうゆう友情が支えとなる展開は大好きなんだよね。
ファントム四天王も力を貸してくれて何とかトカロンと対等に戦えるようになった。これにていざ本番だ。
トカロン周囲には装甲があるのでそれを貯め攻撃で打ち砕きその後はダッシュガード技連発。時間が経つとまた装甲が復活するのでそれを打ち砕きの繰り返し。こちらも持てる回復アイテムを使いまくりとにかくガムシャラに攻撃していった。そして見事撃破!初見で勝てたのは嬉しい〜。ふぅ。
まぁぶっちゃけ易しかったかな。そんなに四苦八苦というレベルではなく少し余裕はあった。難易度はノーマルだけどこんなもんかな。
また会う日まで
全てが終わり事の顛末がプクから語られる。森から自然を奪いボクたちを追い出した人間が悪いという話になり変なエコ賛美になったらどうしようかと思ったけどそんなにではなかった。誰が悪いでもなく人とオバケお互い見えないから共生出来ない以上不幸な話だよなぁ。
プクはパリンにトドメを刺せって言うけど今までのパリンの行動が行動だから実際やったらどうしようかと思ったけどw。まぁそんなわけはなく最後はみんなで仲良しこよしだ。
このままエンディングへ行っちゃうのかなぁと思ってたら自由行動時間があって嬉しい。当然各地のダンジョンには行けず入れるのは公園やモグ道場やペケマンションなどのみだけど余韻に浸れる時間があって良かった。とはいえセーブが出来ないのは痛いなぁ。また余韻を思い返して楽しめないじゃないか。
些細な事だがこの自由時間でパリンの装備を吸血キットから変えられて良かった。あれはあれで可愛いけどやっぱパリンはゴーグル装備の方が彼女らしくて良いからね。
一通り廻ったところで来るように言われてたモトロジムへ。パリンとモトロとの意地の張り合いが微笑ましかったな〜。演出と絵が凄い良い感じで和んだ。そして切なく・・・。
別れは突然に・・・。みんなとまた会う日までさよならだ。パリンならきっと会えるよね。
こうしてオバケタウンへの扉は閉じられパリンの短くも大きな冒険は幕を閉じた・・・。最後の「ありがとう」って言葉にはウルッときてしまった。こうゆうサラリとした切ない演出弱いんだよね。
エピローグでパリンにも新しいお友達が出来たシーンがあって良かった良かった。爺ちゃんはモトロの事覚えてたんだね。
総評
大河内さんの棒読み声に尽きるなw。この声なくしてパリンちゃんはありえない。わざと意図しての棒読みだったみたいだけど独特の味が出て見事成功してたな。
そのパリンちゃんの可愛さも特筆もの。面が少ないポリゴンで荒いけどそれを感じさせないデフォルメの可愛さがあって実に愛らしい。仕草とかツボ押さえてて制作スタッフはほんと女の子の可愛さとはなんたるかを分かってるよ。
アクション面は最後までジャンプが最大の難敵だった。3人称視点は自分には無理なのかw。カメラ位置による視点の見にくさにも困らされた。この辺はもう少し何とかして欲しかったなぁ。
音楽はポップテイストなサウンドが作風にマッチしてたな。まぁ一番印象に残ったのはティースの店でのノリノリな音楽だけどw。
ボリュームは少なかったけどその分気軽に楽しめる良さがあった。小粒ながらキラリと光る質の高い作品だったな。
そういや結局なにが「ぐるみん」だったんだ?