夏のあらし! #10 異邦人

助けて助けられてと因果は巡ってくる。なるほどあの少年はグラサンだったのか。確かにガキの頃からおっさん臭い顔つきだったしさもありなんだな。
加奈子とやよゐの毎回のあの本読みって単なるネタかと思ったらちゃんの物語に組み込まれていたのか。オチのやよゐの奇声の数々もその一環かと思うとシュールだ。
グラサンと加奈子の洋館でのバトルはサイケな色彩が良いアクセントになってて見応えあったが背景に映るあらしの絵が意味深くて絵的に面白かった。
時は飛び戦中の回想。加奈子とやよゐの経緯は興味深かっただけにもう少し掘り下げて欲しかったかな。最低でも仲良くなった課程を描いて欲しかった。戦時中という事もありピアノ線の供出って臨場感あって良い表現だったな。
やよゐがが消えたという加奈子の絶望感の表現は迫るものがあったがこの後どうするか。まさかグラサンと物の弾みで通じ合い二人を追っていくとか?
こうなるとCパートは無しかと思いきや残ったマスター達が担当。二人の今までの積み重ねたが効いてたなぁw。