イース・オリジン - プレイ日記Part7(ユーゴ&ユニカ編最終回)


イース・オリジン VISTA版
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ユーゴ(24F〜頂上)

氷のマップへ。やっとという感じかな。氷とミラートラップという組み合わせはイース1でもあったな。あの時は散々迷わされて右往左往したけどオリジンのはそんなに複雑ではないこともあってか比較的スイスイ。透明な敵の方が倒しにくく厄介だったな。


宝箱から武器強化アイテムのクレリア鉱を見付け遂にこれでパワーマックスに。そういや防具アイテムは女神像で一切強化しなかったんだよね。やっても+1とかだからあまり意味ないだろうなぁと思って。なら他の強化項目に使おうって思ってたんだがそれらも結局ここまで使わずじまいという。勿体無い癖がこんなところでも出ちゃうんだよなw。一体何のためにSPポイント集めているんだか。


奥へ行くとザバがお待ちかね。ユーゴ曰く年増は趣味じゃないってのには全く同感w。ザパのお供には2体の頭の化物。そういやイース1の氷マップの中ボス戦でもこいつらと戦ったなぁ。しかし3D化して巨大になると気色悪さも倍増だな。夢に出てきそうな薄気味悪さだ・・・。


う〜ん・・・。頭2体の噛み付き攻撃が脅威。引き剥がせずズルズルHPが持っていかれてお陀仏に。ザパに対しては爆雷が有用だが中々当たらん。その後の火の海攻めや異空間吸い込みも厳しい。
何とかかんとか必死に戦って勝てた・・・。奇跡的にリトライは3回で済ませられたよ。もう左手の親指が痛いw。ほんとギリギリのせめぎ合いの一か八かの勝負だったな。あんな状態で勝てるとは思わなかったよ。HP残量がもうないからって諦めたら駄目だな。


新たに開いた扉から更に奥へ進む。ここも同様に無機質近未来マップ。引力で吸い込む花みたいな奴ややたらと硬い装甲兵が厄介。仕掛けてくる攻撃も毒や荷重や混乱など状態異常のオンパレードで行動がままならない時もあったりとちょっと面倒。防御アクセとかあればいいんだけど結局今回そうゆうのはなかったな。


そしてユーゴの兄トールと因縁の対決へ。すばしっこくて攻撃がおっつかないが正攻法で攻めてくれる分こちらも与し易し。強かったが何とかリトライ2度目で勝利。


まさに俺の屍を越えてゆけ。予想通り訳ありの良い奴でしたってオチだな。流石に兄弟同士だからか死ぬ事はなく気絶程度で終わった。って事はまた会える道が残されてるのかな。


さて泣いても笑ってもこれで最後の最後。装備はしっかり確認しエポナの形見である曙光の守護石も忘れず身に付けた。


▽思えば長かった登頂だったなぁ。

▽装備アイテム欄もしっかり埋まった。

最後だから女神像で盛大にSP使いまくって強化しようかと思ったけど折角ここまでやらずに来たんだから素のまま最後まで勝負する事にした。結局ある意味縛りプレイになっちゃったなw。

最終決戦

塔の頂上で待っていたのはダレス。色々事の真相は分かったし最後の最後でみんなも駆け付けてくれて女神様からパワーも貰った。いざ勝負!



その前にダレスがモンスター化。

ラスボスは醜く巨大にならないといけない決まりでもあるんかねw。
さて、どうしたもんかと様子見しつつ攻撃・・・。
3度目で、た、倒せた〜〜。最後はもう無我夢中。とにかく連打連打。文字通り「オラオラオラオラオラーー!!」だったよw。
フェルガナのラスボスに比べたら攻略はし易かったかな。第2形態で防御陣張った時はどうしたら攻撃通るか分からずやられたが色に対応するスキル使って攻撃すればOKなんだね。この攻略方はファルコムゲー定番。あとは第3形態で仕掛けてくる結界攻撃は絶対に飲まれない事だな。あれに飲まれたら逃れられずHPをガンガン削られるのみ。脱出方法があるのかもしれんが色々やったけどもうどうにもならんかったな。あとはとにかく下部に露出するコアを通常&スキルで叩くのみ。ユーゴなら弾幕系なんで中距離から攻撃出来る分その点は有利だった。


最後は捨て台詞を吐きつつダレスは消え失せていった。ユーゴは今回の件で大きく精神的に成長出来たな。一緒に戦ってきた甲斐があったというものよ。

ダレスが消えた跡には魔の根源を持つ黒真珠が残った。それをフィーナ様とレア様が封じ黒真珠と一緒に地の底へ眠りにつくという。なるほどこれで物語がイース1の世界とつながったな。多分・・・。いやもう半分以上設定忘れてるからあやふやw。でもまぁ綺麗な締め方な事は確か。女神様お二人がいつか目覚める時にはその場にアドルが居るってわけだな。


エンディング

全てが解決し騎士団一行は天空のサルモン神殿へ帰る事に。と思ったらユーゴは地上に残るという・・・と思ったらミュシャやリコや更にはユニカまで。ロイのおまけ付きでw。そんな行き当たりばったりで決めちゃっていいんかいと思ったがまぁ確かに地上の方が神殿よりよっぽど面白いだろうしね。要は若いっていいねって奴だw。



そしてスタッフロール。みんなのその後がイラストで語られたら嬉しかったんだけど無かったのは残念。村か街で暮らしてる姿を見てみたかったなぁ。ユーゴは兄トールを探してるんだろうか。その旅に付いて行くお供のリコと報われない?愛を求めるミュシャ。ユニカはロイと和気あいあい楽しくやってそうだなぁ。

ユニカ(24F〜頂上)

氷の世界へようこそ。ルートは分かってるんでアイテム回収しつつ最短を進む。クレリア鉱入手しユニカの武器もパワーマックスだ。

▽リコ君、お疲れ様w。

ユーゴ同様にユニカも武器以外の強化策はしておらず素のまま。そんなに必然性を感じなかったって事はそんなに大して重要でもないんだろう。むしろ強化してしまうとヌルくなってしまうか?


というわけで対ザバ戦へ。罠に引っ掛かってしまうおっちょこちょいなユニカだがそこへロイ登場。もう言わずもがなの展開が・・・。ユニカの為にも本気の弔い合戦だ。



・・・ユニカの思いが伝わったのか奇跡的にリトライすることなく一発勝利。パターンさえ読めれば比較的戦い易い相手ではあったかな。噛み付きと吸い込みの2点さえ気を付けさえすれば。

そして最後のお別れへ。形見としてロイの魔力がこもった精霊の首飾りを貰う。一応ユーゴのエポナとの別れと対になってるんだろう。そんなに立ってたキャラでもないし無理に死亡イベント作らなくてもいいとは思うが。まぁユニカ・サイドだとこうゆう事しか盛り上がりどころないからなぁ。




ロイの屍を乗り越え次のマップへ。混乱と毒と吸い込みが非常に鬱陶しい。あとユニカのスキルだと装甲兵が非常に倒しづらくてイライラ。一応雷か風が有用って感じだが。取り敢えず女神像前の装甲兵にはバーストで数体巻き込み倒すのがキマった。



そしてキシュガルとの戦いへ。強さの形についての言い合いの後いざ勝負。

ううん、強い。ユーゴの時以上に手強く感じる。氷対策ということもあり紅蓮スキル一択なんだが紅蓮は指向性で使い辛いんだよなぁ。攻撃にまごついて無駄弾撃って隙を作ったりキシュガルの氷漬け攻めが苛烈な事もあって苦戦。結局4回リトライしてやっと倒せた。

そうしてキシュガルは消えていった。ユニカ・サイドではキシュガルが敵として光ってたな。

最終決戦

これにて遂にラストステージ。

▽この後レベルを50にしておいて準備万端。

ダレスに肩を持つわけではないがトバの娘とはいえ確かに場違い感がちょっとあるかなw。まぁそんなユニカもここまで来られる程の力を付けたんだ。みんなの応援も受けて悔いの無い戦いをしよう。




メイン攻撃は父サウルの思いがこもった紅蓮の剣とスキル。とにかく突っ込んで連打連打の嵐。紅蓮スキルはユーゴの爆雷と違い指向性なんで攻撃しづらく通常攻撃も至近距離に行かないといけないのでレベル50でもちょっと厳しい戦い。ただやってやれる手応えはあるので苦しくはない。リトライ3度目にして見事に撃破!やったねユニカ!紅蓮の剣&スキルで最後をキメられたってのが最高だ。

弱さと向き合える。弱いからこそ人間だ。確かにそうだ。言うようになったなユニカ。

ダレスの捨て台詞も700年後に現実として蘇る事になろうとは・・・。


そしてユーゴの時と同様にフィーナ様とレア様は黒真珠と共に永い眠りにつくことに。てゆうか普通にユーゴが居るのが笑えるんだがw。結局最後まで一騎士団だったな。


エンディング

騎士団はサルモン神殿への帰路へ。あれっ、ユニカ・サイドではみんな帰っちゃうのかと思ったら最後の寸前でユニカの地上へ残ると言う一言。


ユニカはロイが居なくなって寂しいだろうなぁ。もしかしてユーゴと良い関係になるかもしれんがw。それならミュシャと三角関係かw。そういやユーゴの兄トールはこの世界ではどうなったんだっけ。生きてるんならここでも兄を追い求める道になるんだろうか。リコは・・・まぁいいか。

総評

やっとクリア!今回は長かったなぁ。まぁある意味2周分やってるようなもんだから仕方ない。
当初は女の子キャラだけやればいいやって思ってたけど自分の性格上やっぱそうはならんかったなw。同じダンジョン・似通った展開の二人のプレイだったけど意外と飽きたりマンネリせず最後まで楽しめた。この辺はイースならではのストレスない爽快感あるゲームテンポがそうさせてるんだろうな。ボリューム的にも調度良かった。空の軌跡でこうゆうシステムだったら無理w。


ストーリーはユーゴ・サイドは盛り上がった思う。ユーゴ自身にも感情移入し易く最後は好きなキャラになった。ちょっと厨二なとこがあるけどw。反面ユニカ・サイドは騎士団任命やロイの死亡とかが盛り上がるぐらいでちょっと面白味に欠けた印象。ただユニカの可愛さだけは光ってたな。萌えどろこはちゃんと分かってるファルコムw。
どちらのストーリーもだがユーゴとユニカ、お互い絡ませる展開が欲しかったなぁ。
ガレオンら騎士団は居ても居なくてもどうでもいい存在だったなw。何か事件があっても後々にってパターンだからなぁ。ゲーム上仕方ないとはいえ。唯一リコだけは最後まで頼りになったよ。


これで第3の男トール編が解禁となったけど流石に当面はいいかな〜。でもあまり期間空けると要領忘れてしまうだろうし程よい時間を空けてまたやろうとは思う。トール編は二人の展開とは結構違うと聞くし。


難易度は二人ともノーマルでクリアしたけどフェルガナより難しくはなくナピシュテムよりは難しい丁度良いバランスだった。フェルガナの時計台の悪夢みたいなトラウマステージがなかっただけ良かったよw。ボス戦はまぁどのシリーズでも苦労したからねw。エポナやキシュガルといった対人戦は楽しくやれたんだけどやはりモンスター戦が鬼門。特にコンスクラードとピクティモス戦はしんどかった。イース1では弱かったのにw。


音楽はフェルガナではオケメインなサウンドだったが今回はギターを駆使したアップテンポな曲調が多かった印象。空の軌跡3rdで光ってた竹下遼さんの音楽が格好良かったなぁ。
各ボス戦もノリノリでジェノクレス戦での「TENSION」は最高だったし今回はラスボス戦の音楽は聴いたw*1。「OVER DRIVE」のハイテンションさには力づけられたな。


3周前提なストーリーは兎も角、ゲームとしては今回も安定した面白さだった。

*1:フェルガナのラスボス戦では動きに集中するため無音でプレイ