夏のあらし! #6 恋におちて

明白になった潤の男装。女という性に絶望したから男に?それにしても潤が可愛くて仕方ない。ショタな顔立ちも好みだが小見川さんの声が色っぽくて良いんだよね。
偶然通じてしまいタイムスリップしてしまったカヤと潤。ほの暗く郷愁を誘う戦時下昭和の下町雰囲気の創出が上手いな。月夜で輝く夜桜の元でのカヤと店長のシーンが美しい。白く飛ばしたような色彩が幻想的な雰囲気が出ててこれまた良いね。
やはり時代を書き換えるかでもがく話になるのかね。カヤの道理はめちゃくちゃだが命を掛けて店長を愛しているという情念は切実に伝わってきた。
空襲下の影絵の表現はユニークで面白かったし照明弾から爆撃に至る見せ方も臨場感あって見入る。この辺はありとあらゆる負の表現をし尽くしたって感じだったなぁ。
一とあらしの登場は都合良すぎだけど偶には一にも良いとこ見せておかないとねw。
おちゃらけたノリかと思いきや予想外にシリアスにいく夏のあらし。これは嬉しい誤算だったなぁ。