Call of Duty: World at War プレイ日記Part4(最終回)


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Heart of the Reich

地下道での水攻めから逃れ辺りを見回すとそこはベルリンの国会議事堂前だった。いよいよクライマックスだ。

まず建物に居る敵兵を掃討し議事堂前にズラリと並ぶ各砲門を破壊していく。終始弾幕が飛び交う中盾となる障害物が少ないので苦戦。砲門自体の破壊はFキー押しっぱなしとかじゃなくワンタッチで済むので楽。

その後は議事堂階段付近のバリケードで頑張るドイツ兵を蹴散らす。これがまた今だかつてない程の困難さで詰むかと思ったよ。屋上や出窓からのパンツァーと銃撃が脅威だったなぁ。狙撃しようにも対象が中々顔出さないしどうやら無限湧き?みたいで相当厳しかった。これは一体どうしたもんかと嘆きつつ何度もリトライし粘っていくうちにラズノブ軍曹が活路を切り開いてくれた。殲滅じゃなく時間だったか。

そして突撃していく。幾多の仲間の命を犠牲にして・・・。

Downfall

場所は議事堂内部。なんで所持武器がさっきと入れ替わって貧弱になってんだw。ま、とくにかくもこれでラスト。悔いの無い戦いをしよう。

道なりに進んでいった先にある大ホールでの戦いが一大決戦場だった。舞台が舞台なだけあって劇場的な映像風景で生死抜きにしてこの混沌とした戦いの様相には痺れた。これまでで最高の映像シーンだったなぁ。なんとなくPainkillerでのオペラハウスがメインとなるマップ思い出した。

大ホール一階に降りてからの戦いが更に過酷。あまりの激しい銃撃に身動きが取れなかった。もうどうしろというんだと笑っちゃうぐらい凄まじい戦場だったな。まさに地獄絵図。


何とか堪える事ができ無事前進。その後の開けた屋内での戦いも熾烈でここは何度もリトライする羽目になった難所だった。やはりというかここもパンツァーと機銃掃射が鬼。

何とか死に物狂いで敵を一掃。先へ進むと遂に遂に勝利の栄光を掴む時が!・・・

が!・・・。

ああっペトレンコ!!最後の最後で油断するからこのありさまだよ!

すぐ駆け付けてくれたラズノブ軍曹の敵への無我夢中な報復には心打たれた。やっぱ持つべきものは良い上官だ。
そしてハーケンクロイツに代わり掲げられた栄光と勝利のソ連国旗が戦場にはためく。ラズノブ軍曹が自分に向け語ってくれたセリフには感無量としかいいようがない。実に感動的で最後に相応しい幕引きだった。



ドキュメント的なCoD2、アクションムービー的なCoD4、そして色々思慮させられた今回のWaW。余韻引きずる終わらせ方だったな。悪くないエンディングだった。

総評

今回もCoDシリーズならではの戦争追体験を楽しませて貰った。相変わらずボリュームは少なくクリアまでに6時間程度だったと思うがその分ジェットコースタームービー的な目まぐるしい展開の連続で最後までダレる事なく終わらせる事ができた。

システム自体のクオリティは制作が違うこともあってかCoD4ほどは良くはなかったかな。CoD4は殆ど不満を感じさせなかったがWaWはシステムの粗がちょっと目立った。以前にも挙げたフラグ前後とAIの挙動やマップの狭さ等々。

ストーリーラインはまずまず。プレイヤーキャラのミラーとペトレンコ、全く関連性がなく交互にシナリオをやる意味もなかったのは面白みが無い。ただ上官ラズノブとローバックの人間味溢れるキャラ描写は良く出来ていた。この二人がいなかったらより淡白なゲームで終わってただろうな。ただもう数人個性のある仲間が欲しかったな。途中何人か仲間が死んだが描写が不足していた事もあって特に感慨はなかった。

難易度はCoD4より歯応えがあった印象。特にグレネードと機銃で殺られるケースが一番多かった。まぁワンパターンといえばそうだけど。

グラフィックは普通だったかなぁ。CoD4とそんなに代わり映えしなかったけど沖縄や議事堂内部は印象深かった。

太平洋戦線編は対日本人戦となるわけだが全くといっていい程気にならなかった。というのも外見が余り日本人に見えないのと掛け声がテンプレ過ぎるしで普通の敵という感覚の方が強かったな。リアリティはなかったがあくまでもゲームとした場合このぐらいがよかったのかもしれんね。

有志による日本語字幕にはほんと感謝感謝。最後まで?と思うような訳はなくキャラとシチュエーションにあった素晴らしい訳だったな。こうゆうのは企業がやるよりユーザー側がやった方が優れている場合が多いよね。あと今回はキーファー・サザーランドゲーリー・オールドマンが声で出演しているので下手に吹き替えるよりかは良かった。まぁ力也さんでも聞いてみたかったけどw。


というわけでまたいつかやるであろうCoD:MW2で。