イレウス入院日記 - 二十五日目(2011/08/14)

ついにきた退院当日。下痢が続いててちょっと具合悪いが先生や看護師さんには言わないw。今度こそ絶対何が何でも退院してやるw。

朝食は全粥から普通のお粥になった。もうこれで大丈夫だろう。これなら昼食は普通のご飯が出てくるかな。

出発する前に最後のシャワーを浴びて綺麗サッパリ。もうなんかどっかのホテルに泊まってる気分だなw。余裕余裕。

昼食は本来退院日には出ないんだが夕方退院にしてもらったので今回特別に出して貰った。最後の病院食ってわけだがまぁあまり感慨はないけど。刻んだ春雨は微妙な味だったが魚のほぐしや大根おろしが旨かった。結局最後まで刻み食でお粥だったなぁ。

最後に体重図ったら51.50だった。自分のベストは56ぐらいだけど退院したらどのみち戻るだろう。

そそくさと荷物を纏める。トートバッグ的なものは2つ用意してるけど何とか入った。ただ薬は入らなかったんでビニル袋に入れ手に持つ物はバッグ2つにビニル袋1つにショルダーバッグとなった。どれもパンパンでかなり大荷物。迎えがくるまで一人で歩いていくのでちょっとしんどいものがある。一応病み上がりなんでw。

一ヶ月もいると思い入れがやっぱ出来るよね。ちょっと名残惜しい。最後に記念に写真を何枚か撮る。

相部屋の人に挨拶。全員爺さんかおっさんだったけど良い人達だった。ある程度我慢しないといけなかったけどねw。やっぱ「もうここには来んようにな」って返すのはお決まりなんかねw。嬉しかった。

というわけで15時ぐらいに病室を出た。退院当日なのにあんまり長居してると特に掃除の人に迷惑だろうしね。詰め所で個人的に好みな看護師さんに最後の挨拶が出来たのが悔いが残らず良かった。いや結局あまり話せなかったから悔いは残るけどw。でも一言挨拶交えられただけでも良かった。しんどく退屈な長い入室生活だったけど最後にいいことあって良かったねと荷物をずっしり持ちつつ廊下を感慨深げに歩いていった。

迎えの家族との待ち合わせ時間にはまだ時間あるので1階の売店で食べるもの買って休憩室へ。最後なんだから羽目外してNG食の肉や海苔が入ってるおにぎりとこれまたNGなコーヒー牛乳を食べたり飲んだりして入室生活から開放された気分を満喫。まぁ少しぐらいなら問題ないだろう。ていうかこんなところを先生や知ってる看護師さんに見つかったらヤバいので周りをキョロキョロ見つつそそくさと食べるw。

そうしてるうちに迎えの車が来たので玄関へ行き一ヶ月ぶりに自宅へ帰っていった。



というのが今回7月下旬から8月上旬まで一ヶ月間長期入室した事の顛末。

いやぁ終わった終わった。あとは定期的な診察とレミケードの点滴だけだろうなって思ってるも一ヶ月間のうちだけだったというw。いやはや不甲斐ない。

再入院についてはまたあとで纏めますか。