モーツァルト:交響曲第41番 (アバド&ロンドン響)
Mozart: Symphony Nos. 40 & 41 "Jupiter"
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Deutsche Grammophon (1987-03-16)
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さてさて新年一発目に聴いたクラシック音楽はモーツァルトのジュピター。別にテレ東ジルベスターにあてつけてってわけじゃないけどやはりジュピターといえばこの曲だよな〜。終楽章、あんなシンプルなメロディだけで構成してるのに壮大な宇宙的盛り上がり方は凄いとしかいいようがなく感動してしまう。結構な泣き曲なんだよ。
演奏はアバドがロンドン響と黄金時代を築いていた若き47歳の頃の録音。このコンビのベストとしてよくメンデルスゾーンが挙げられるけど個人的にはこのモーツァルトの交響曲録音が最高傑作。瑞々しく晴朗でありながら明晰上品。アバドの持ち味がよく出てる。ロンドン響のしっとりとしたサウンドがこれまた極上。埋没しない木管とティンパニが良いんだよね。終楽章の提示部はリピートしてるが展開部はリピートしていないのもポイント高い。オーセンティックな演奏に多いが大概リピートしててちょっとダレる。折角マイベストな演奏キターなのに〜残念ってケースが多い。まぁ些細な事なんだろうけどw。